支笏湖は新千歳空港から車で50分前後でアクセスでき、北海道で釣りを始めたい初心者におすすめの湖です。そこで本記事では、支笏湖で釣りができる時期や釣れる魚の種類、場所を紹介します。効果的な釣り方や気をつけたい注意点もまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
支笏湖で釣りができる時期
支笏湖では、魚の種類によって釣りができる時期が異なります。狙いたい魚種に合わせて釣りに出かける時期を選びましょう。
| 種類 | 釣れやすい時期 | 特記事項 |
|---|---|---|
| サクラマス | 春 | 4~5月は禁漁となる |
| ブラウントラウト | 春から秋 | 年間を通して狙える |
| アメマス | 春から秋 | 年間を通して狙える |
| ニジマス | 春から秋 | 初心者でも挑戦できる |
| ヒメマス | 夏(6月1日~8月31日が遊漁期間) | 遊漁券が必要になる |
春・秋:サクラマス・ブラウントラウト・アメマス・ニジマスなど
春・秋は、トラウトフィッシングを楽しみやすい季節です。アメマスやニジマス、ブラウントラウトなどを狙えます。特にブラウントラウトは11~12月がハイシーズンとなっており、3月頃から再び大型魚を狙う釣り人が増える傾向です。
サクラマスも人気の魚種ですが、4月1日~5月31日は採捕禁止となっているため注意しましょう。
夏:ヒメマス釣りの解禁(6月1日~8月31日)
支笏湖では、毎年6月1日~8月31日に「チップ」の愛称でも知られるヒメマス釣りが解禁されます。北海道で親しまれている夏の釣りを楽しみたい初心者にもおすすめです。ヒメマスを釣る場合は遊漁券が必要で、遊漁時間も月ごとに決められています。
ボートを利用した「ヒメトロ釣り」が代表的ですので、レンタルボートも活用して楽しんでみてはいかがでしょうか。エレキ(電動船外機)を使用しながら群れを探す釣り方が行われています。
支笏湖で釣れる魚の種類
支笏湖では、魚の種類によって釣れる時期や釣り方などが異なります。ここでは、魚の種類ごとの特徴を紹介します。
サクラマス
美しい銀色の魚体が特徴的で、4~5月の採捕禁止期間を除く春に釣れるのがサクラマスです。経験者向けの魚種であり、時にはかなり大型の個体が釣れることもあります。平均的なサイズで40cmを超えることも少なくないので、大型魚の釣りに挑戦したい方におすすめです。
ブラウントラウト
大型のトラウトで、80cmを超える大物が釣れることもあります。ブラウントラウトを釣るために支笏湖を訪れる方も少なくなく、経験者向けの魚です。特に3月頃と11月頃が釣れやすく、ルアー・フライが適しています。
アメマス
北海道を代表するトラウトの一種が、アメマスです。支笏湖では年間を通して狙うことが可能で、湖岸の釣りが認められている場所では、ルアー釣りも行えます。遊漁料は不要で、初心者が挑戦しやすい魚です。
ニジマス
力強い引きが特徴で、ルアー釣りの入門にも向いているのがニジマスです。フライでも狙え、年間を通して釣れます。遊漁料は不要で、湖岸からでも釣りやすいので、支笏湖での初釣りに適しています。
ヒメマス
初心者でも比較的釣りやすく、支笏湖でよく知られる魚種の一つが、ヒメマスです。6月1日~8月31日の時期を狙いましょう。釣りには遊漁券が必要で、ボートを使ったヒメトロ釣りやルアー釣りを楽しめます。
支笏湖で釣りができる場所

支笏湖では湖岸・ボート・河川周辺などの場所で釣りができますので、釣りたい魚の種類に合わせて選びましょう。ここでは、支笏湖の代表的な釣りスポットを紹介します。
湖岸から狙えるポイント
ルアー釣りの初心者におすすめしたいのが、湖岸からのルアー釣りです。ルアー・フライで湖岸からアメマスやニジマス、ブラウントラウトなどを狙えます。
支笏湖の駐車場を利用でき、ボートを手配する必要がありません。初めて支笏湖を訪れる人にも向いています。新千歳空港から車で約40~50分の距離です。
ボート釣りができるエリア
初心者でもヒメマスを狙いたい場合には、ボート釣りが適しています。ボートを利用したヒメトロ釣りと呼ばれる曳き釣りが行われており、群れに当たると複数の竿に同時にヒットすることもあります。
湖岸から届かない沖合や深場まで移動できるのが、ボート釣りならではの魅力です。支笏湖の駐車場を利用でき、新千歳空港から車で約40~50分の距離にあります。
なお、釣りのハイシーズン(春~秋)には、ボートの事前予約がおすすめです。予約が必須かどうかは利用する事業者によって異なりますが、日によっては予約枠が埋まってしまうおそれもあります。
支笏湖へ流れ込む河川周辺

河川周辺は、魚が集まりやすいポイントです。ただし、ルールを守ることが特に重要なエリアであるため、ある程度支笏湖での釣りに慣れている方や事前に正しい情報を収集できる方に向いています。
ブラウントラウトは流入河川で産卵する個体もいるため、卵を踏まないように注意しなければなりません。場所によっては禁漁区域や採捕禁止期間が設定されているため、事前に遊漁規則を確認しましょう。
公共駐車場が利用できるエリアもありますが、退避スペースを利用する場合は通行の妨げにならない十分な広さの場所を利用しましょう。新千歳空港からの距離は場所によって異なり、車で約50~60分が目安です。
湖釣りだけでなく、海釣りや渓流釣りなど北海道ならではのさまざまな釣りを楽しみたい方は、新千歳空港から車で行けるおすすめの釣り場や、夏に釣れる魚を紹介したこちらの記事もぜひご覧ください。
支笏湖で釣りをするときの注意点
支笏湖の釣りではルールを守り、遊漁券や釣り具の事前準備が必要です。ここでは、支笏湖の釣りで気をつけたい注意点を紹介します。
禁漁期間・禁止区域・釣り時間を確認する
支笏湖で釣りを楽しむためには、魚種ごとの禁漁期間や禁止区域、釣りができる時間を確認しておくことが欠かせません。例えば、ヒメマスの遊漁期間は6月1日~8月31日で、他の期間は禁漁です(※1)。遊漁時間も、月ごとに設定されています。
- 6月:3:00~19:30
- 7月:3:30~19:30
- 8月:4:00~19:00
また、サクラマスは、4月1日~5月31日の期間に採捕禁止である点にも注意しましょう(※2)。禁止区域や遊漁規則は変更されることがあります。支笏湖漁業協同組合や北海道が発表している最新情報を確認しましょう。
ヒメマス釣りの遊漁券を購入する
ヒメマスを釣る場合のみ、遊漁券が必要です(※令和8年度調査時点)。令和8年度からは、「FISH PASS」というスマートフォンアプリで遊漁券を購入できるサービスを利用できます(※3)。現地販売もありますが、現地購入は割増料金となります。
※3参照元:FISH PASS「トップページ」
魚種やルールに適したルアー・釣り具を使用する
支笏湖では魚種ごとの禁漁期間を確認し、ルールに沿って釣りを楽しみましょう。たとえば竿は1人7本以内、1本あたり針は3個までと決められています(※4)。また、キャッチ&リリースを行う場合は、魚の負担が少ないシングルフックやカエシのないバーブレスフックが適しています。
天候の急変や落水などに備える
ボート釣りではライフジャケットを着用し、悪天候時は出船を控えましょう。また、落水防止のため滑りにくい靴を着用し、足場の安全を確認して釣りを行うことも重要です。
支笏湖周辺は自然が豊かなため、ヒグマが出没する可能性があります。熊鈴を携帯し、早朝や夕方は周囲に注意しながら安全対策を徹底しましょう。
支笏湖で釣りを楽しむためにはレンタカーの利用が便利
支笏湖は新千歳空港からアクセスしやすく、初心者でも狙いやすい魚の種類が生息する釣りスポットです。安全対策と自然環境への配慮を行い、釣りのルールを確認したうえで楽しみましょう。釣り道具を積んで移動するには、レンタカーの利用が便利です。
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