新千歳空港の「早朝便」や「深夜便」の利用では、空港にスムーズにアクセスし、時間に余裕をもって行動したいところです。
この記事では、新千歳空港の早朝便や深夜便を利用する際のアクセス方法と注意点を紹介します。
目次
新千歳空港へ早朝便・深夜便を利用する際のアクセス方法
早朝便や深夜便の利用は、日中の時間帯とは異なるため、バスやJRなどの発着に制約があります。始発と最終の時刻を確認し、日中よりも運行本数が減ることに注意が必要です。
北海道では冬季に路面が凍結するため、都市間バスなどは3月31日までと4月1日からのダイヤが異なることがあります。ダイヤの変更も含め、どの便なら空港に間に合うかを考えて交通機関を選ぶことが大切です。
冬季は降雪に加えて、着雪や凍結などの道路状況から事故や渋滞による遅延が発生することがあります。ビジネスで空港を利用する予定の方は、時間に余裕をもたせてバスや電車を利用することをおすすめします。
電車
JR札幌駅やJR小樽駅から新千歳空港まで、快速・特別快速列車「エアポート」が運行しています。一例として、JR札幌駅から新千歳空港へ向かう平日ダイヤでは、5時50分の始発から21時の最終まで、1時間に1〜5本の間隔で運行しています。
新千歳空港から羽田空港への早朝便は、JAL(590便)の場合は7時30分が出発時刻です。JR札幌駅5時50分発のエアポートに乗車すると6時28分には新千歳空港に到着し、チェックインや保安検査にも対応できるスケジュールです。
一方、新千歳空港からJR札幌駅に向かう電車は、23時21分が最終になります。AIRDO(043便)は23時5分に到着するため、21分発のエアポートに間に合わない可能性が高く、その場合は別の交通手段を利用しなければなりません。
出張で空港を利用する際、始発便には余裕をもって間に合いますが、最終便は到着時間によって利用できない可能性があります。
参照元:北海道旅客鉄道株式会社「時刻表」
バス
札幌市内と新千歳空港を結ぶ都市間バス、地方都市と新千歳空港を往復する路線バスなどが利用できますが、すべてのバスが早朝便に対応しているわけではないため、時刻表や季節ごとのダイヤを確認することが大切です。
北都交通(空港連絡バス)では、5時15分にJR札幌駅前からの始発便を運行しています(3月31日までのダイヤの場合)。6時30分前後に新千歳空港国内線ターミナル前に到着するため、7時30分出発のJAL(590便)に間に合わせることができます。
同ダイヤでは、新千歳空港からJR札幌駅前へは、22時55分(ANA側)が最終便です。23時5分に到着するAIRDO(043便)からの乗り継ぎには間に合わないため、電車と同様に代替手段を検討する必要があります。
都市間バスや路線バスは、交通状況によって遅延が起こる可能性があります。また、減便により本数が減って、遅い時間帯の利用が難しくなるケースも考えられます。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。
電車にはないメリットとして、新千歳空港からのバス利用はホテルやランドマークに直結しているため、移動の手間を抑えられます。ビジネス利用などの場合、空港からホテルに直行できるバス移動が便利です。
参照元:新千歳空港「バス-交通アクセス」
タクシー
タクシーは、早朝や深夜を問わずいつでも利用できる移動手段です。22時から5時までの深夜割増料金に加えて、高速道路の移動には所定の料金がかかります。また、北海道の札幌圏では冬季に運賃が割増になる「冬季割増」も加算されることがあるため、各社のホームページなどで料金を確認してください。
運賃は高くなりますが、目的地までの乗り換えや乗り継ぎなしで直行でき、深夜でも公共交通機関が利用できない場合に対応できる交通手段です。非常時の代替手段であり、時間や利便性を買う選択肢ともいえます。複数名で乗車すれば移動コストを抑えやすく、費用対効果が高い点も特長といえるでしょう。
自家用車
自家用車は、バスや電車のように運行時刻が決まっておらず、運休の心配がなく、遅延のリスクも比較的少ない手段です。新千歳空港には空港駐車場が3ヶ所整備され、空港周辺にも民間駐車場が営業しています。駐車場に車を預ければ、早朝・深夜の時間帯に左右されにくく、移動手段が確保できます。
長期出張で自家用車を活用する際は、駐車場の長期利用予約が重要です。利用可能な日数や利用料金は駐車場によって異なり、長期利用割引が利用できるケースもあります。
自家用車はバスやタクシーと同様、冬季の利用では降雪や凍結路面に注意が必要です。渋滞や遅延のリスクがあるため、天気や路面の状況をチェックしたうえで利用しましょう。
参照元:新千歳空港「新千歳空港駐車場」
新千歳空港へ早朝・深夜にアクセスするときの注意点

新千歳空港は24時間利用可能ですが、早朝や深夜にアクセスする場合、店舗や駐車場は営業時間や利用可能時間が日中と異なる点に注意が必要です。
特に、ビジネスで空港を利用する場合、ターミナルビルやレストラン、駐車場などの営業時間や混雑状況をチェックしておきましょう。
ターミナルビル
新千歳空港ターミナルビルは、国内線および連絡施設は5時〜23時30分、国際線は5時〜21時前後の営業です。ただし、フライトスケジュールや深夜便・遅延便にあわせて閉館時間が延長されることがあります。
保安検査は、出発時刻の20分前〜30分前までに通過するのが目安とされています。7時30分発の便に搭乗する場合は、遅くとも7時10分頃までに検査場を通過できるよう、余裕をもって行動することが大切です。
一方、深夜便で新千歳空港に到着した際は、多くの店舗が営業を終了しており、電車やバスなどの交通機関も利用できなくなります。タクシーを待つ場合など、待機できるエリアがターミナルビル内の一部に限られる点にも注意が必要です。
レストランや売店
店舗・施設は7時や8時からの営業が多く、早朝便や深夜便の利用では買い物ができない可能性があります。一部、コンビニエンスストアなどが営業しているケースもありますが、多くの店舗は21時頃に営業を終了するため、利用できる店舗は限られます。
駐車場
新千歳空港の駐車場は24時間365日、年中無休で営業しています。A・B駐車場では事前にWeb予約が可能ですが、予約利用の場合は入庫できる時間が6時30分から23時までに制限されています。また、繁忙期や連休は満車のリスクがあるため、長期出張などで駐車場を利用する場合はWeb予約が安心です。
宿泊施設
新千歳空港の国内線・国際線ターミナルビル内にはそれぞれホテルが併設しています。空港直結のため、深夜便の利用時や到着便の遅れが発生した際に宿泊することができます。早朝便を利用する場合は、空港内のホテルに前泊し、食事や買い物を済ませて翌日のフライトに備えることも可能です。
早朝・深夜便利用時のアクセス手段を比較する
今回は、新千歳空港の早朝便・深夜便を利用する際に利用できるアクセス方法と始発・最終の時間、新千歳空港の営業時間を紹介しました。
新千歳空港にはさまざまな手段でアクセスできますが、利用する航空便の出発・到着時刻によって、最適な方法が変わるため、所要時間・移動コスト・利用可能な時間などを比較する必要があります。
自家用車などを長期利用する際は、駐車場選びも重要なポイントです。移動効率に影響するため、駐車料金や移動に便利な立地を探すことをおすすめします。
ティーズパーキングは、空港から約12分の場所にある民間駐車場です。駐車場から空港までの無料送迎バスが利用でき、1日600円から利用できます。到着便が遅延し、22時を過ぎる場合でも送迎対応が可能な場合があります。ただし、一部の便は送迎対象外となるため、事前に対応便や利用条件をご確認ください。
